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北極星の見つけ方|北斗七星とカシオペヤ座から探す

夜空でほぼ真北の方向に動かずに光る星が「北極星(ポラリス)」。昔から方角の目印として使われてきました。明るすぎないので慣れないと探しにくいですが、北斗七星カシオペヤ座を使えば確実に見つけられます。探し方の手順と、方角・しくみをやさしく解説します。

方角
ほぼ真北
明るさ
2等星(控えめ)
所属
こぐま座のしっぽ
目印
北斗七星・カシオペヤ座
高さ
その土地の緯度ぶん
特徴
一年中ほぼ動かない
北極星とは

北極星(ポラリス)は、こぐま座のしっぽの先にある星で、地球の自転軸(北)のほぼ延長線上にあります。そのため一晩中、そして一年中ほとんど位置が変わらず、つねに真北の方向に見えます。羅針盤のない時代から、旅人や航海者の方角の目印になってきました。

よく「夜空で一番明るい星」と誤解されますが、実際は2等星で明るさは控えめ。だからこそ、近くの分かりやすい星の並びを目印にして探すのがコツです。

北斗七星から探す(基本)
北斗七星を見つける
北の空にある、ひしゃく(おたま)の形に7つ並んだ星が北斗七星(おおぐま座の一部)です。
先端の2星を結ぶ
ひしゃくの器の先端側にある2つの星(ポインター)を直線で結びます。
5倍のばした先
その2星の間隔を、開く向きへ約5倍のばした先にある星が北極星です。
💡 北斗七星は季節で位置が変わる

北斗七星は北極星のまわりを回るため、春は高く、秋は低くなるなど季節・時間で位置や向きが変わります。ひしゃくが下向き・横向きになっても、先端2星を結んで5倍のばす手順は同じです。

カシオペヤ座から探す

秋から冬は北斗七星が地平線近くに低くなり見えにくくなります。そんなときは、北極星をはさんで反対側にあるカシオペヤ座(W字またはM字の5つ星)を使いましょう。

🅦
W字を見つける
北の空でアルファベットのWの形に並ぶ5つの明るい星がカシオペヤ座です。
📐
中央から伸ばす
Wの真ん中の谷から外へ垂線を引くようにのばすと、その先に北極星があります。
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北斗と反対側
北斗七星とカシオペヤ座は北極星をはさんで反対側。片方が低いときはもう片方が高い位置にあります。
方角と高さの調べ方

北極星が見つかれば、その方向がほぼ真北です。北極星に向かって立つと、背中側が南、右手が東、左手が西になります。方位磁石がなくても方角がわかる、昔ながらの方法です。

北極星の地平線からの高さ(角度)は、その土地の緯度とほぼ同じです。たとえば北緯35度の東京なら、地平線から約35度の高さに見えます。北へ行くほど高く、南へ行くほど低くなります。

場所(おおよそ)北極星の高さの目安
札幌(北緯約43度)地平線から約43度
東京(北緯約35度)地平線から約35度
那覇(北緯約26度)地平線から約26度
なぜ動かないのか

地球は地軸(北極と南極を結ぶ軸)を中心に1日1回転しています。北極星はちょうどこの地軸の北の延長線上にあるため、地球が回ってもほとんど動いて見えません。

いっぽう、ほかの星は北極星を中心に、一晩かけて反時計回りにぐるりと回って見えます。長時間カメラで撮ると、北極星を中心に星がぐるぐると弧を描く「日周運動」の写真が撮れます。なお、地軸はごく長い年月でわずかに向きを変えるため、数千年単位では「北極星」になる星も入れ替わります。

よくある質問(FAQ)
Q.北極星は何等星ですか?
A.北極星(ポラリス)は約2等星です。「一番明るい星」と思われがちですが実際はそれほど明るくなく、夜空で見つけやすいのは明るさではなく「ほとんど動かない」という性質のためです。市街地でも見えますが、周りに目立つ星が少ないため北斗七星から辿るのが確実です。
Q.北極星はどの方角にありますか?
A.常に真北の方角にあります。地球の自転軸のほぼ延長線上にあるため一晩中ほとんど位置が変わらず、方角の基準として古くから使われてきました。北極星の高さ(地平線からの角度)は、その土地の緯度とほぼ等しくなります。
Q.北極星はどうやって見つける?
A.北斗七星のひしゃく先端2星を結び、その間隔を約5倍のばした先にある星が北極星です。北斗が見えにくいときはW字のカシオペヤ座からも探せます。
Q.北極星はどの方角にある?
A.ほぼ真北です。高さ(角度)はその土地の緯度とほぼ同じで、日本では北の空の中ほどに見えます。北極星を背にすると正面が南です。
Q.なぜ北極星は動かないの?
A.地球の自転軸(北)のほぼ延長線上にあるためです。ほかの星は北極星を中心に一晩かけて反時計回りに回って見えます。
Q.北極星は一番明るい星なの?
A.いいえ。北極星は2等星で、特別に明るいわけではありません。真北で動かないという位置が重要なのであって、明るさで一番ではありません。
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