ホーム ライブ地図 宇宙飛行士 目視予報 宇宙写真 ☄️ 小惑星 🌍 地球写真
🛸 TRIVIA

ISS豆知識・雑学50選

国際宇宙ステーションに関する意外な事実・面白い雑学を50個まとめました。宇宙ファン初心者も楽しめる豆知識集です。

109m
全長
73m
幅(太陽電池翼端から端)
420t
重量
408km
高度
27,600km/h
速度
16回
1日の周回数
🏗 サイズ・構造
#001
サッカーフィールドより大きい
ISSの全長は約109m。サッカーフィールド(105m)より長く、国際的な宇宙施設として史上最大の構造物です。
#002
居住可能スペースは6LDK相当
船内の居住空間は約935立方メートル。6人が快適に生活できる空間で、複数の実験室・居住モジュール・トイレを備えています。
#003
太陽電池パネルの面積は2,500m²
8枚の太陽電池パネルで合計約2,500m²。これにより最大120kWの電力を発生させ、全システムを賄います。
#004
15カ国が建設に参加
日本・アメリカ・ロシア・カナダ・欧州11カ国の計15カ国が建設に参加。人類最大の国際協力プロジェクトの一つです。
#005
建設に10年以上かかった
1998年11月に最初のモジュール「ザーリャ」が打ち上げられ、2011年に完成。30回以上の組み立てミッションを要しました。
#006
日本の実験棟「きぼう」は最大
JAXA担当の「きぼう」はISS最大の実験棟。与圧部・船外実験プラットフォーム・小型衛星放出機構などを備えています。
🚀 速度・軌道
#007
マッハ22.7で飛行中
27,600 km/h時速27,600km(マッハ22.7)。東京〜大阪間を約5秒で移動する速さです。
#008
1日に地球を16周
1周約90分で地球を1周。1日に16周するため、ISSの宇宙飛行士は1日に16回の日の出・日没を体験します。
#009
45分ごとに夜明けと夕暮れ
90分で1周するISSでは、昼と夜が45分ずつ交互に訪れます。1日24時間の概念がなく、人工的な照明でリズムを管理。
#010
高度は徐々に下がる
大気の薄い抵抗で高度は月に数kmずつ低下。定期的にロケットエンジンで軌道を修正(ブースト)しています。
#011
打ち上げから25年以上稼働
1998年の初モジュール打ち上げから25年以上が経過。当初の設計寿命は15年でしたが、現在2030年以降まで延長される予定です。
#012
軌道傾斜角は51.6度
ISSは赤道に対して51.6度傾いた軌道を周回。これにより北緯・南緯51.6度以内の地域すべてが軌道範囲に含まれます。
👨‍🚀 宇宙飛行士の生活
#013
毎日2時間の運動が義務
無重力環境では筋力・骨密度が急速に低下するため、トレッドミルや自転車エルゴメーターで1日2時間以上の運動が義務付けられています。
#014
シャワーはなく、濡れタオルで体を拭く
水が飛び散ると機器に危険なためシャワーはありません。濡れタオルや泡立たないシャンプーで体を洗い、髪は拭くだけです。
#015
トイレは吸引式
無重力では液体・固体が飛び散るため、トイレは強力な吸引機能を持つ。尿は浄水システムで回収・再利用されます(飲料水に)。
#016
宇宙食は想像以上においしい
現在の宇宙食は200種類以上。JAXA飛行士は日本食(ラーメン・カレーなど)も持参でき、品質は大幅に向上しています。
#017
寝るときは寝袋を壁に固定
無重力では横になれないため、個室の壁に固定した寝袋の中で眠ります。「浮かびながら寝る」のではなく、固定が必要です。
#018
鼻が詰まった状態が続く
地上では体液が重力で下半身に溜まりますが、無重力では頭部に集まるため、常に鼻が詰まったような状態になります。味覚も変化します。
#019
身長が約5cm伸びる
重力がないため脊椎が伸び、身長が約3〜5cm増加します。帰還後は数週間で元に戻ります。
#020
通常の滞在期間は約6ヶ月
1ミッションの標準滞在期間は約6ヶ月(180日)。帰還後は筋力回復のため長期リハビリが必要です。
🔬 科学・実験
#021
3,000件以上の実験を実施
ISSでは開設以来、世界100か国以上の研究者による3,000件以上の科学実験が実施されました。宇宙医学・材料・生物学など多岐にわたります。
#022
完璧な真球が作れる
無重力では溶けた金属が表面張力だけで完璧な球体になります。地上では重力で底がつぶれますが、宇宙では理論値の真球が実現。
#023
炎が丸くなる
地上の炎は対流で縦長になりますが、無重力では対流がないため、炎は小さな青い球状になります。この現象が燃焼研究に活用されています。
#024
きぼうから小型衛星を放出できる
JEM小型衛星放出機構(J-SSOD)により、ISSから小型衛星を直接宇宙へ放出できます。大学・企業・各国の衛星が多数放出されています。
#025
ISSの水は何度も再利用される
飛行士の汗・呼気・尿を回収して浄水し、飲料水に再生。回収率は約90%以上で、宇宙での水の持続的な利用モデルを確立しています。
#026
ISSは最大の宇宙実験室
複数の加圧モジュール(実験棟)が連結され、生命科学・材料科学・地球観測・物理学など分野を超えた研究が24時間体制で進んでいます。
🇯🇵 日本・きぼう実験棟
#027
「きぼう」はISS最大のモジュール
日本のJAXAが担当する「きぼう」は全長11.2m・直径4.4mのISS最大の加圧モジュール。小型のバスくらいの大きさの実験スペースです。
#028
日本人宇宙飛行士は10名以上滞在
毛利衛さんをはじめ、野口聡一・古川聡・若田光一・星出彰彦など10名以上のJAXA宇宙飛行士がISSに滞在。野口さんは最長記録も持ちます。
#029
きぼうには「窓」がある
きぼうの船外実験プラットフォームには観測窓があり、宇宙から直接地球・宇宙を観察・撮影できます。
#030
ロボットアーム「JEM-RMS」
きぼうには専用のロボットアーム(JEM-RMS)が取り付けられており、船外実験機器の操作・交換を地上から遠隔制御できます。
📜 歴史・記録
#031
25年以上連続で人が滞在
2000年11月2日にExpedition 1が到着して以来、一度も無人になることなく人が滞在し続けています。地球外で最も長く人が暮らしている場所です。
#032
600人以上が訪問
開設以来、世界20カ国以上から600名以上の宇宙飛行士・宇宙旅行者がISSを訪問・滞在しています。
#033
最長滞在記録は371日
フランク・ルビオ(NASA)がISSに371日間(約1年)滞在し、アメリカ人最長記録を樹立(2022〜2023年)。
#034
宇宙歩行(EVA)は累計250回以上
ISSの建設・維持のための船外活動(EVA)は累計250回以上。合計時間は4,000時間を超えます。
#035
宇宙初のドーム窓「キューポラ」
2010年に取り付けられた「キューポラ」は7つの窓を持つドーム型展望台。ISSから地球を見渡すための最高の撮影スポットです。
#036
総費用は15兆円以上
ISSの建設・運用にかかった総費用は推計1,500億ドル(約15兆円)以上。人類史上最も高価な単一構造物です。
🌌 宇宙環境
#037
外部温度は-157℃〜+121℃
ISSの外壁は太陽が当たる面で+121℃、影の面で-157℃という極端な温度差に晒されます。多層断熱材で内部は快適な温度を維持。
#038
放射線量は地上の10倍以上
大気と地球磁場に守られた地上と違い、ISSでは宇宙放射線に晒されます。6ヶ月滞在でのX線検査約80回分相当の被曝があります。
#039
スペースデブリを定期的に回避
ISSはスペースデブリ(宇宙ゴミ)との衝突を避けるため、年に数回軌道修正を行います。衝突リスクが高い場合は飛行士が避難カプセルに待機します。
#040
ISSから地球の都市が見える
夜間には東京・大阪などの大都市の光が肉眼で確認できます。宇宙飛行士の撮影した夜の地球の写真はSNSでも話題になります。
💡 意外な豆知識
#041
ISS内にインターネット接続がある
宇宙飛行士はISSから直接インターネットにアクセスでき、SNS投稿・家族とのビデオ通話も可能。ただし帯域は限られており衛星経由です。
#042
ISS内で選挙投票ができる
アメリカのISSクルーは宇宙にいても大統領選挙などの投票が可能。テキサス州法により、電子投票システムで参加できます。
#043
涙は顔から離れない
無重力では涙が落ちず、目の周りに球形の水の塊を作ります。「宇宙で泣いた」飛行士はこの不思議な現象を体験しています。
#044
時刻はUTC(協定世界時)で管理
ISSは参加国をまたぐため、1日に16周しても時刻はUTC(グリニッジ標準時)を採用。飛行士は人工照明でサーカディアンリズムを維持します。
#045
ISSから月が「遅く」見える
ISSは地球の低軌道を高速で周回するため、月は静止しているように見え、星座が猛烈な速さで流れていきます。
#046
宇宙飛行士の毛が立つ
無重力では毛髪が重力で下がらず、四方に広がります。これが映像や写真で宇宙飛行士の髪が「爆発」しているように見える理由です。
#047
ISSでコーヒーは飲めなかった(昔)
かつては液体を口に流し込む専用パックしかありませんでした。現在はイタリアの宇宙対応エスプレッソマシン「ISSpresso」が搭載されています。
#048
宇宙飛行士は毎日英語とロシア語を使う
ISSの公用語は英語とロシア語の2言語。すべての飛行士は両言語の訓練を受けており、緊急時はどちらでも対応できます。
#049
ISSでギターが演奏された
クリス・ハドフィールド飛行士(カナダ)はISS内でデビッド・ボウイの「Space Oddity」をギター演奏・歌唱し動画公開。大きな話題になりました。
#050
ISSは2030年以降に廃棄予定
NASAはISSを2030年に運用終了し、太平洋上(ポイントネモ)に制御落下させる計画です。後継となる民間宇宙ステーションの建設が進んでいます。

実際にISSを見上げてみませんか?

豆知識を知った今、夜空でISSを探してみましょう。目視予報で今夜の観察チャンスを確認できます。