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木星の見方|方角・時間と縞・衛星

太陽系最大の惑星「木星」は、夜空で金星の次に明るい星。都市部でも肉眼ではっきり見え、小さな望遠鏡でも縞模様と4つの衛星が楽しめる、初心者にいちばんおすすめの惑星です。いつ・どの方角に見えるのか、探し方と望遠鏡での見どころをやさしく解説します。

明るさ
約 -2等(金星の次)
方角
時期により変化・南の空
見える時間
見頃は一晩中
見どころ
縞模様・ガリレオ衛星
大きさ
太陽系最大の惑星
道具
肉眼OK・双眼鏡で衛星
木星とは・どんな星

木星は太陽系でもっとも大きな惑星で、直径は地球の約11倍、ガスでできた巨大な星です。地球の外側を約12年かけて太陽のまわりを一周します。夜空での明るさはマイナス2等級前後と、金星に次いで明るいため、都市部でもすぐ見つけられます。

星のようにまたたかず、白く落ち着いて光っているのが惑星の特徴。とくに木星は明るく目立つので、「あの明るい星は何?」の答えが木星であることはとても多いです。

見つけ方(方角・時間)

木星は地球の外側を回るため、金星のように夕方・明け方の低空に限られず、夜半を通して南の空を中心に高く昇ります。見える方角や時間帯は時期によって変わりますが、見頃の時期なら日が暮れたころに東〜南東から昇り、真夜中に南の空で高くなります。

南〜東の空で明るい星を探す
金星のような低空ではなく、空高くまで昇る明るい星。白く落ち着いた光ならまず木星です。
またたかない=惑星
周りの恒星がチカチカまたたくのに対し、木星はどっしりと安定して光ります。
星座アプリで確定
その日の正確な方角・時刻はアプリやこよみで確認すると確実です。
💡 その日の位置を確認

木星は1年で星座を約1つ分移動するため、見える方角は月単位で変わります。観察したい日の正確な位置は、星座アプリや国立天文台の「ほしぞら情報」などのこよみで確認しましょう。

見頃「衝(しょう)」とは

外側の惑星には、地球から見て太陽と正反対の位置に来る「衝(しょう)」という見頃があります。衝のころは、太陽が沈むと入れ替わりに東から昇り、一晩中見えて、もっとも明るく大きく観察できます。

木星の衝はおよそ13か月ごとに巡ってきます。衝の前後数か月は条件がよく、惑星観察のベストシーズン。望遠鏡で縞模様を見るなら、この時期を狙うのがおすすめです。

望遠鏡・双眼鏡で見える姿
🔭
本体の縞模様
口径5cmほどの小型望遠鏡でも、木星表面に走る2本以上の茶色い縞(しま)が見えます。条件がよければ大赤斑も。
🛰
ガリレオ衛星
イオ・エウロパ・ガニメデ・カリストの4衛星が、木星の両脇に小さな点として一直線に並びます。双眼鏡でも見えます。
🔄
毎日変わる衛星の並び
4つの衛星は木星のまわりを回るため、並ぶ順番や数(一部が裏に隠れる)が日ごと・時間ごとに変化します。

この4つの衛星は、1610年にガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡で発見しました。地球以外の天体を回る衛星の発見は、地動説を後押しする大きな証拠になりました。

観察のコツ
🌌
高く昇った時間が好条件
地平線近くは大気のゆらぎでぼやけます。南の空で高く昇った時間帯のほうがくっきり見えます。
🔭
倍率は上げすぎない
縞模様を見るなら倍率50〜150倍ほどで十分。上げすぎると像が暗くゆらいで見にくくなります。
👀
じっくり見続ける
大気が安定した一瞬に縞がはっきり見えます。数分見続けると細部が浮かび上がってきます。
🌙
月との接近を狙う
月と木星が並ぶ日は見つけやすく写真映えも抜群。こよみで接近日をチェックしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q.木星はどの方角に見える?
A.地球の外側を回るため方角は時期で変わります。金星のように太陽のそばに限られず、夜半を通して南の空を中心に高く昇ります。正確な方角は星座アプリやこよみで確認できます。
Q.木星はどれくらい明るい?肉眼で見える?
A.マイナス2等級前後で、金星に次いで明るい星です。都市部でも肉眼ではっきり見え、またたかずに白く落ち着いて光ります。
Q.望遠鏡で木星は何が見える?
A.小型の望遠鏡でも本体の縞模様と、近くに並ぶ4つのガリレオ衛星(イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト)が点として見えます。衛星の並びは日ごと時間ごとに変わります。
Q.木星の見頃「衝」とは?
A.地球から見て木星が太陽と正反対に来る時期で、一晩中見えて最も明るく大きく観察できる見頃です。木星の衝はおよそ13か月ごとに巡ってきます。
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